休日〜街の上で

急に決めた有休。

普段の休みにできないことを沢山やってみることにした。

 

朝自転車で通りかかった素敵なパン屋さんでサンドウィッチ購入。それから家の片付け。

そして町内会の配り物、の時に近所の人に野菜をいただく。こういうちょっとした親切が本当に嬉しい。

映画は時間ギリギリに滑り込み。

 

街の上で

(少しネタバレ、、)

 

 

下北沢に暮らす人々の群像劇。会話劇。ちょっとした言葉のやりとりでクスッと笑える。

主人公は古着屋さんで、何だかとても人が良い。人が良くて目の前の相手に誠実で、でも失言したり嫉妬したり。そしてそれを気にして謝ったり。

こういう人が損する世の中だよな〜、と常々思うんだけど、そんなことないぞ、というお話。15年くらい前映画にハマっている時に観た「運命じゃない人」にも似ている。面白いし、観ていて幸せな気持ちにもなった。

 

下北沢は、私が学生時代を過ごした場所を思い出す。下北沢ぽい場所、小劇場やライブハウスやバーに時々誘われて行って、私の居場所では無かったけれど憧れていた。

 

映画館併設の本屋さん。ちらっと見ると、欲しいものが沢山。即決で2冊購入。素敵なブックカバーをかけてもらって気を良くする。

あ、これをカフェで読みたい、と思いついた。

カフェは、15年くらい前に一度行ってコーヒーがすごく美味しかったお店にした。コーヒーを並々とついでくれて、ガトーショコラはチョコが濃い好きな味。今でも美味しいと思った。お店は少し暗くて本を読むにはそんなによくなかった。

カフェの側にある可愛いクッキー屋さんのクッキーを、誰かへのプレゼント用に買う。

スーパー寄って材料を買って、バナナチョコパウンドケーキとグラタンを作ったところでタイムアップ。

9時間の自由時間。自分の好きなことばかりやってみた。

新しいことはやってないし、好きだったことを思い出してなぞっただけ。でも楽しかった。

 

正気を保つには、沢山の小さなイドコロが必要。

 

今日買った本の言葉を実感した休日。